「壬生義士伝」(上・下)浅田次郎
新撰組へ途中入隊した吉村貫一郎が主人公。南部藩今の盛岡の貧しい下級武士。経済的な理由で脱藩し江戸へ、新撰組の追加募集に応じて京都へ。元々学もあり、剣の腕も免許皆伝。新撰組では金銭に強い執着を見せ、大半を妻子へ仕送り。涙溢れる物語です。
この小説は大正に入り新撰組の生き残りが吉村を中心に新撰組の回顧を語っていくという形式をとった小説です。正直言えば、すべて語り口調で大変読みにくく感じました。また、時代が行ったり来たりするので、新撰組について予め時代の流れを知らないと、背景が分かりにくいのではと思いました。
吉村貫一郎は実在した人物ですが、この小説のキャラクターや逸話は子母澤寛の創作の様です。
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